時期が時期だから

どうじゃ?涼しくなるよう怪談でもしてみんか?

怪談!?やろうやろう!!

じゃあその前にコメント返信しましょうか

匿名様へコメント返信です

>何という地球に優しくない存在・・・
>しかし股間に優しいというアンビバレンツ…だそうよ

放熱はしますが排気ガスとか出ないので
そこはなんとか妥協してください!

逆に水蒸気が体内に発生しますが

大丈夫なのそれ

定期的に排出してます

どこから・・・って上のアイコン見る限り説明不要ね



で、怪談話じゃが・・・わらわからでよいかの?

のっけから幽霊の方の怪談っていうのは凄いですよね・・・

わくわくだね


では話すとするか

これはわらわがまだぴちぴちぎゃるだった頃の話じゃが

わらわが住んでおった村の近隣の村の話じゃ

その村にはちょいと変わった神様みたいなもんがおってのぅ

神様・・・というにはちと物騒じゃが・・・

近隣の者やその問題の村の者達はそれを「しょくど様」と呼んでおった

その「しょくど様」というのはそこの土地神でも物の怪の類でもないんじゃ
村の者達が豊作や潤いをただただ願い、何かを祭り上げるための対象として
作られた存在しないものじゃ

じゃが長い長い年月の間にその存在もしない何かを祭り上げている内に
それは徐々に形作られていき、終いには祭り上げたり感謝をせんと祟る何かが生まれおった

そしていつからか誰かがそれをこう呼びおった

「贖怒様」と

その「しょくど様」とやらに魅入られたその村は
徐々に村人達もおかしくなっていきおってな

月一で生贄を「しょくど様」に捧げるようになっていってのぅ

実際わらわのおった村にも若い娘が一人
生贄に捧げられると叫びながら逃げ込んできた事もあった

その娘はある村人に匿ってもらっておったが・・・
その日の夜に忽然と姿を消しおった

・・・そのしょくど様って一体どんなやつなの?

最初期の頃は富をもたらしておったようじゃが・・・
最終的にはその村一つを滅ぼしおったな・・・
極限までの飢餓や不作・・・謎の伝染病・・・
伝染病とは言うが他の村へは広がったという話は聞かんかった・・・
完全にその村だけに広がった伝染病じゃ

一度だけわらわもその村の者と話したことはあるが・・・

・・・まぁ明らかに・・・憔悴しきっておる顔はしてたのぅ
じゃが言う事は幸せだの満ち足りているだの・・・

神と崇めておったんじゃろうが
所詮人が想像し勝手に作り上げた紛い物じゃからな

終いには化け物と化したんじゃろう・・・

何か怖いようで怖くない都市伝説的な話でしたねー

わらわはそういう話を実際に聞いたし
不気味じゃなとは思っておったからのぅ

こう人に話すとなるとどう伝えたらいいのか難しいもんじゃの

今でもその村って廃村的なので残ってるんですか?

どうじゃろうなぁ・・・わからん

あれ?代理は?

話の最初からいなかったよ